よくあるQ&A | ライフラインサービス

COMPANYよくあるQ&A

太陽光発電全般に関するご質問

Q太陽光発電のメリットは?
Aメリットはたくさんあります。
弊社のお客様を例に挙げると、まず、皆さん口をそろえていわれるのが「節電が楽しくなった」です。これは言い換えれば環境への意識が高まったということなのではないでしょうか?目に見えて結果が出てくると、無理をするのではなく楽しんで節電に取り組むことができるのでしょう。
また、売電収入があるご家庭では、さらに節電の意識が高まり社会貢献を肌で感じるとともに、実際に収支がプラスになった!と喜んでおられます。節水タイプの製品に入れ替えたお客様は、水道代の削減にもつながりますのでさらに一石二鳥です。
太陽光発電の導入で、家族のコミュニケーションも深まっていらっしゃるようです。
また、最近では蓄電池との組み合わせにより完全自家発電住宅にもできます。災害に強い家になりますし、電力自由化が進んだ場合も有利になります。
Q太陽光発電パネルを選ぶ基準を教えてください。
Aお客様が何を優先されるかによりますが、一般的には
1)発電量
2)設置コスト
が選ぶときの指標になるかと思います。
発電量は、屋根や土地の形状やメーカーにより異なりますので、どれくらいの発電量を目標とし、実際にどれくらいの発電量が見込めるかをプランニングいたします。
ただし、発電量に優れている製品はそれなりにコストもかかってきますので、設置コストを優先させるなら発電量は少し控えめなものを…といった選択が必要となってきます。
国産、海外製品でも違いは出てきますのでお気軽にご相談ください。また、パネルメーカーのメンテナンスやサービスの充実なども選択肢の一つだと考えられます。
Q電気を売る場合、いくらで買い取ってくれるのですか?
A平成29年ですと、10kW未満は1kWhあたり30円、10kW以上は1kWhあたり22.7円となっています。
買取価格は基本的には年度ごとに見直しが行われます。
経済産業省資源エネルギー庁のHPをご参照ください。
経済産業省資源エネルギー庁
QkW(キロワット)とkWh(キロワットアワー)の違いとは?
A「kW」とは瞬間の発電電力を示し、「kWh」とは1時間あたりの発電電力量もしくは、発電量の積算値を示します。
たとえば4kW発電を5時間続けた場合、4kW×5h=20kWhの発電電力量となります。
Qいずれもっと安くなる時期がくるのでは?
Aソーラー・パネルなど機器の価格は徐々には下がっていきますが、それは少しずつです。
また、機器が値下がりすると、補助金や売電単価もそれに伴い値下げとなります。しかし、機器の費用にかかわらず工賃は変わらないため、設置費用全体は機器の値下がりがそのまま反映するわけではありません。
政府の支援策の一つである固定価格買取制度は、2009年からスタートし、毎年、補助額が決まります。1kWあたりの買取価格は年々下がってきている為、固定価格によってげたを履かせたを差し引いた実質負担を考えると、今設置するのも、将来設置するのもコスト的にはあまり変わりません。むしろ、早く設置すればするほどエコでお得な生活を早く送ることができます。
Q工事にかかる時間は?
A通常、太陽電池設置と配線工事だけなら1~2日程度です。
その他、電力会社と発電電力の売買契約締結に1ヶ月程度必要です。
また、工事前の事前調査として2時間~半日程度のお時間が必要です。
Q一番効率の良い設置方位と角度はありますか?
A太陽電池モジュールを設置する屋根の方位は「真南」が最も効果的です。
他の方位では、屋根への日射量を南100%とした場合、南東、南西では95.1%、真東、真西でも82.8%を確保できるとされています。
また、太陽電池を設置する屋根の傾斜角については30°前後が理想で、30°を100%とした場合、20°でも98.2%を確保できます。
Q維持管理費用はかかりますか?
A太陽光発電システムは不具合が生じない限りはほとんど維持管理費はかかりませんが、メーカーの10年保証を受ける場合には、4~5年おきの有償点検をする必要がある場合があります。
目安としては、定期点検費用1~3万円程度です。完全にメンテナンスフリーと言うことはできません。
しかし自然エネルギーでも風力発電などと比べると、費用は大幅に少ないと言えます。
Qメンテナンスについて
Aモジュール(発電パネル)に付着した汚れに関しては、通常は大抵、雨で洗い流されます。
しかし、すべての汚れがそういうわけではありません。
JQA(日本品質保証機構)によると、油分を含む汚れで年間で1.0~2.2%程度の出力低下が見られたそうです。
ただしこれは、場所や周囲の環境に依存するので、高速道路の近くや火山灰の降るところなど特殊なケースをのぞいては、それほど気にする問題ではありません。また、設置したモジュールの傾斜角度が浅いと若干汚れがたまりやすいともいわれています。
気になる点があった場合も、屋根に登ることは危険ですので、メーカーや設置業者にご相談されることをお勧めします。
Q太陽光パネルの寿命はどれくらいですか?
A太陽電池としての寿命は、30年以上だとか半永久的だと言われています。太陽光発電が市販されてからあまり年数がたっていないので、正確にはよくわからないというのが正直な答えのようです。
機器(パワーコンディショナ)では多くのメーカーが寿命を10年程度と設定し、これに基づき「10年保証」という保証制度を設けています。
ただし、実際には30年以上稼働している例もあります。
Q掃除は必要ですか?
A表面の汚れに関しては、通常、雨で大抵が洗い流されます。
これは、光触媒などの画期的な技術がソーラーパネルに使われているからです。
ただし、枯れ葉や鳥の糞が付着して落ちない場合や、交通量が多い市街地の住宅では、雨水で流れ落ちない油汚れなどが付着してしまうケースもあります。
こうした汚れは発電ロスにつながりますので、掃除による除去が必要です。
Q雷の被害は心配ありませんか?
A太陽光発電を設置したからといって、雷が落ちやすくなるということはありません。
「一般家庭の屋根に雷が直撃する」というケースも稀ですし、パネルはコンセントにつないで稼動するものではなく、パネル自体で電気を発電するものなので、雷を誘導するということはありません。
また、万が一に備え、回路内に一定性能のサージアブソーバーを組み込み誘導雷の被害を食い止める策を取っています。
Qひょうなどでパネルが割れることはありませんか?
A「ひょう」や「あられ」などの落下物による衝撃から保護するため、太陽光発電モジュールの表面は強化ガラスで保護されています。
JIS規格では、「1mの高さから直径38mm、重さ227gの硬球を落下させて、これに耐えること」との規定があり、国内メーカー製品はこの基準に準拠しています。
通常のひょう程度では、モジュールが破損する可能性はほとんどありません。
Q定格出力の発電量が期待できますか?
A太陽電池パネルの仕様をみると「定格出力○○○W」と書いてありますが、この定格出力とは最大の出力のことです。
つまり容量いっぱいに発電した場合これくらい出力しますよ。ということです。
しかし、実際は晴天時でも太陽光発電システム容量(定格)の約60~80%が実際の出力として利用できる目安となっています。
日射強度(日射量)や周囲温度,設置された方位や角度、表面のヨゴレなど、様々な条件で左右されるからです。

家庭への設置に関するご質問

Q太陽光発電システムの発電量で、どれだけの電気をまかなえるの?
A太陽電池パネルの仕様をみると「定格出力○○○W」と書いてありますが、この定格出力とは最大の出力のことです。
つまり容量いっぱいに発電した場合これくらい出力しますよ。ということです。
しかし、実際は晴天時でも太陽光発電システム容量(定格)の約60~80%が実際の出力として利用できる目安となっています。
日射強度(日射量)や周囲温度,設置された方位や角度、表面のヨゴレなど、様々な条件で左右されるからです。
Q昼間発電して、夜使える?
A通常、太陽光発電システムは日射のある日中にしか発電しません。
蓄電池など電気をためておける装置がある場合は、昼間発電した電力をためておき、夜間に利用することも可能です。
蓄電池の普及も徐々に増えてきており、病院等でも多く使われるようになってきました。
一般家庭でも災害時の停電対策として備えておくことが可能ですので、ご相談ください。
Q災害時、停電になった時でも使えますか?
Aパワーコンディショナに自立運転機能があるものであれば可能です。
安全のため系統連系用ブレーカを開放して系統とインバータを切り離し、自立運転専用コンセントにのみ電力を供給するようにします。
もちろん、日射があること、災害による被害がないことが条件となり、太陽光発電システムで発電した分のみしか利用できません。
Qパネルの設置で室内温度が、夏は涼しく冬は暖かくなるの?
Aそうです。
屋根置き型の場合は、実質2重屋根になりますので、夏場は遮熱効果により室内温度の上昇を抑えてくれます。
冬は室内温度低下を抑制してくれるため暖かくなり、冷暖房費の削減につながります。
パネルの無い部分とある部分ではまったく温度が違うという声を頂いています。
Q耐震強度は大丈夫なの?
A太陽電池モジュール(パネル)および架台の重さは、同面積の和瓦に比べ1/4~1/5と軽いため、また、屋根全体に重さが分散されますので屋根への負荷については問題ありません。家の構造がしっかりしており、施工マニュアルに則った正しい施工をしていれば、逆に屋根への補強にも繋がります。
Qパネルの重さはどれくらい?屋根への負担が心配です。
Aパネルや架台の全体の重さは、同じ面積の瓦屋根に比べ1/4~1/5と軽く、屋根への影響は通常の家では問題ありません。
さらに、築30年以内の家ならば、現在の耐震基準を満たしておりますので、まったく心配はいりません。
Q屋根の種類で金額が変わりますか?
A屋根によっては、工法が異なるため、値段に違いが出てきます。形状と葺き方によって工法が変わってくるためです。
太陽光発電に最も適しているのは南向きの切妻か片流れの屋根ですが、陸屋根は架台の基部を建物に直結したアンカー固定が必要でその上に架台を設置しなければならないため、設置費用が屋根設置に比べて割高になります。
瓦屋根以外は、屋根の塗装塗り替え終了の時点で太陽光発電システムを設置する段取りをとっておくことをお勧めします。

農地・空き地への設置に関するご質問

Q確定申告は必要なの?
A設置者が個人の場合、売電収入はもちろん「所得」になり、区分は「雑所得」に当たります。
「雑所得」は収入から必要経費を引いて、年間20万円以上になった場合、確定申告が必要になります。
Q2017年度使用可能な優遇税制は何があるの?
A「中小企業経営強化税制」や「グリーン投資減税」等があります。
「中小企業経営強化税制」は、資本金3000万円以下の法人もしくは個人事業主であれば即時償却又は10%の税額控除、資本金3000万円以上1億円以下の法人であれば即時償却又は7%の税額控除が可能となります。
また「グリーン投資減税」は青色申告書を提出する個人及び法人が対象設備を取得し、1年以内に事業の用に供した場合、30%特別償却又は7%税額控除が可能となる税制です。
どちらも「自家消費型太陽光」でのみ使える優遇税制となっておりますのでご注意ください。
Q設置後、土地の「固定資産税」は上がるの?
A基本的には上がりませんが、役所の判断で、上がる所もあるようです。
事前に役所の税務課に確認しましょう。
Q20年後はどう運用していけばいいの?
A大きくわけて3つの選択が可能です。
①継続: 20年目以降の売電単価の目処が立ち次第、設備の劣化状況などを見て、検討しましょう。
すでに投資回収は終わっている時期ですから、売電単価が下がったとしても、損をせず発電事業を続けられる可能性はございます。
②売却: こちらも20年目以降の売電単価によりますが、法人様に対して売却のアプローチを考えるのも1つです。CO2削減義務なども今後、ますます義務化されてくる可能性は高く、太陽光発電が「収益価値」ではなく「環境価値」として高く評価される可能性も視野に入れておきましょう。
③撤去: 一番シンプルに、発電事業を辞めてしまうことも1つです。撤去・処分費は50万円前後の費用がかかる見通しですが、この処分費も経費計上は可能です。さらに、太陽電池のリサイクルが可能になっていれば、費用もそれ程かからずに撤去することも考えられます。
Q「売却」または「譲渡」することはできるの?
A可能ですが、その際にも税金がかかります。売却・譲渡して得た利益も「課税対象」となります。

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