2017
8/29
太陽光駐車場
今回は自然エネルギーのライフスタイル誌であるフリーマガジンの
「SOLAR JOURNAL」から気になる記事を紹介します。
ドイツの架台メーカーであるシュレッター社が開発を進めてきた
駐車場専用のモジュール一体型架台。
日本の風土や建築基準に合わせて改良し、FIT及び自家消費型としても
効率的に対応するモデルを作り出しています。
日本国内において、屋根、陸上、壁面など様々なシーンで
太陽光発電の設置が進められている中で
シュレッター社が駐車場に注目する理由は、そのポテンシャルの高さにあります。
例えば、工場など産業施設の屋根のポテンシャルは10GW
駐車場はその倍以上の23GWと言われています。
加えて、太陽光発電だけにその土地を使うのではなく、駐車場としての利用はもちろん
環境負荷を軽減し、利用者を厳しい日差しや、雨から守ることもできます。
公共施設や病院、ショッピングモールやホテルなど、様々なシーンで
「太陽光駐車場」としての活用が期待できます。
現在までに、車台数で約5000台分、10MWほどの導入実績があり
更に50MWが設置へ向けて動き出しているそうです。
利用者の快適性向上、投資回収が容易な高い事業性など、
次世代の駐車場は大きな可能性を秘めていると言えるでしょう。